〆切前になると逃げ出すマンガ家の父に代わり、中学生の歩未は今日も原稿用紙に立ち向かう。仕事に勉強、そして恋……。これは究極の三択問題だ!? 次こそちゃんと描いてもらいますからっ!
【前号までのあらすじ】
ふっきれたのか、受験も漫画もがんばることに決めた歩未。
しかし、がんばりすぎて倒れてしまう。
大地と共に原稿を進めている最中に、あかねちゃんが突然の告白!
平原家はどうなるのか!?
星里もちる
【ほしさと・もちる】
福岡出身。1986年「プチアップル・パイ」にて『危険がウォーキング』でデビュー。1980年代は徳間書店「少年キャプテン」を中心に執筆。1990年代以降は小学館ビッグコミック系に執筆の場を移す。代表作は『りびんぐゲーム』『夢かもしんない』『ハルコの晴れの日』等。
平原歩未(ひらはらあゆみ)
中学3年生。父の代わりに漫画を描いている。堤先輩のことが好き。
平原大地(ひらはらだいち)
「だびんちゲーム」を連載中。しかし、〆切前になるといつも逃げ出して…!!
平原空(ひらはらそら)
歩未の妹。父がいないときは、「だびんちゲーム」のデジタル担当。
堤直希(つつみなおき)
「だびんちゲーム」ファンの、歩未の先輩。陸上部と文芸部を掛け持ちしている。
藤谷(ふじたに)あかね
大地のアシスタントで、歩未や空のよき相談相手。