名門進学高校に入学するも、あっという間に勉強について行けずドロップアウトした柳くんは、定時制の白藤高校に入学しなおした。そこで出会った美少女ふたりは、いつも一緒にいて他とは少し違う空気の女の子たち。なんでかパシリに使われたりするけど、なんとなく楽しいので、まぁいっか。
【前号までのあらすじ】
自分がかわいいことを知っているべに。そんな自分を非難する人ばかりの中、唯一受け入れてくれたのはるりだけだった。べにの世界の中心はるりだった。そんなべにに対し、るりは変わっていった。取り残されたべには、るりから少し離れ、ようやく自分自身を見つめるきっかけができた。
周芳紅巴(すおう くれは)
通称べに。るりとは中学から一緒。趣味は自撮り。かわいいことを自覚している。るりが大好き。
二藍るり(ふたあい るり)
べにの親友。ファッションに興味があるクールな美少女。協調性はない。
柳千草(やなぎ ちぐさ)
まじめな性格だけど流されやすい。べにとるりに都合よく使われている。お母さんは有名な洋服のバイヤー